祖母のカレーと日本の未来

日本を諦めないって話

先日某物産館のカレーライスを頂いたのですが、そのカレーがなんとも言えない懐かしい味でした。幼い頃に食べたことのある懐かしい味。

聞くと隠し味に使っていたものが、祖母の作ってくれたカレーと同じだったのです。まさか故郷と遠く離れたこの場所で食べられるなんて思いもしませんでした。祖母のカレーはもう食べることは出来ないのですが、懐かしい気持ちで少し幼い頃を思い出しました。

話は変わりますが、先日某ポストで見かけた言葉

最近は将来に対して希望をもてない方も多くいらっしゃるとお聞きします。私自身も最近は漠然と「日本の終わりが始まっている」なんて思ったりしています。

私自身は平成に生まれ、戦時中や戦後の事はよく知らないのですが、祖母に当時の事を聞く機会がよくありました。祖母が幼い頃は食べるものもなく、毒のあるソテツの実を毒抜きして食べていた話を聞いた事があります。今は美味しいものがたくさん溢れていて、当たり前のようにありますが、私たちの先祖が戦後のメチャクチャな日本を生き「日本を諦めず」に進んでくれたからこそ、今こうして美味しいご飯が食べられるのだと思いました。

私ができる事は何なのか考えてみますが、どうやら大した事は出来ない様子です。自身の生活もままならない感じです(お恥ずかしい)。

それでもかつて祖母が話してくれた話を思い出して「日本を諦めない」気持ちを持ち続けます。

そんな事を思った深夜2時でした。

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